
先週のNZドル円は、8/24(月)に、下値94.75円〜高値95.0円の上ヒゲの小さい陰線でスタートした。25(火)は、高値95.27円の陽線となった。しかし、ここが先週のNZドル円の最高値だった。翌日26(水)は陰線。27(木)は小さい陽線、28(金)は上ヒゲのある陰線となっている。26水曜から28金曜は下値が94.56円前後で揃っている。短期的には、レンジ(94.56円〜95.20円前後)〜やや下落寄りのテクニカルチャートとなっている。
またNZドル円は、日足チャート形で見ると、8月上旬から綺麗な上昇トレンドを形成している。一方、95.20円〜95.40円には強い抵抗帯がある。そして、今年は何度もこの上限で跳ね返されている事実。この上限での反転は、最初は2月上旬、5月末、7月末で計3回ほどこの高値圏では大きく反転下落している。来週のNZ政策金利の利上げがほぼ100%織り込まれていて、それが下支えとなり、NZ政策金利発表直前までは、また95.40円、95.50を目指すかと思われたが、そう単純にはならなかった。
契機は、28金曜、夜のジャクソンホール会議での、FRBのウォーシュ議長発言。予想外にタカ派寄りの発言だった。インフレ目標に向かって明確かつ十分な速度で進んでいなければならない。そうでなければ、私たちにはまだやるべき仕事がある。と、かなりタカ派的、利上げも辞さないという趣旨だった。また、金融環境は十分に引き締まっていないとの趣旨もあった。これによって、為替相場は、強いドル高方向へ進行した。米ドル円は、一時高値160.20円をつけた。NZドル円も、ドル高の影響を受けて、95.0円から一気に94.65円まで急落した。リスクオン。NZD/USDの下落圧が勝った形。さらに深夜にはNZドル円94.56円まで下落した。これによってNZドル円の売ポジの大半を利確することができた。事実上、8/28金曜の日足陰線の実体部分のほぼ全てが、このわずか数分~数十分で形成されたことになる。まさに為替相場の値動き。日足といえど、中身の濃い部分(主要な値動き)は全体の1割~2割の所要時間で形作られる。裏返せば、ローソク足の欠点でもある。現実の値動きの挙動や体感を反映しきれない。
今回分かったこととして、やっぱり、自分のトレードは入るのがやや早い。また別の表現をすれば、まだリスクを軽く見積もっている傾向がある。まだこれくらいで入ってもいいだろうという甘さと欲が含まれている。分割エントリーが基本だが、もっとリスク管理の部分だけはシビアにやったほうが賢明だ。
先週のメンタル・生活面としては、悪くなかった。結局、仕事にしても、何にしても人間関係に帰結する。ほとんどこれが全てだとも言える。
そして、心身の健康が何よりも大切、心身の健康・安定が先決・最重要事項だとも再認識。とはいえ、健康だけを重視して、かえってストレスになっては本末転倒とも思う。適度にやりたいことはやる。食べたいものは我慢し過ぎない。抜きべき所はでは抜いて、ストレスを溜めない工夫も必要とも感じている。
一つだけ、気がかりだったのは、知人女性との「会う・会わない」をめぐるやり取りに、想定以上の時間と気力を使ってしまったことだ。住まいと職業をかなり早い段階で確認してくる姿勢や、女性側の都合やペースに一方的に合わせることを前提としているやり取りを通じて、改めて自分の時間とエネルギーの使い方を見直すきっかけになった。相互の歩み寄りがほとんど感じられない関係性は、結局のところ消耗するだけだと再確認した。期待を持たず、深追いせず、必要以上に合わせない。こういう関わりは「観察対象」程度に留めておくのが、今の自分には適切だと感じている。また、これは自分への戒めとしたい。
来週の主な重要経済指標は、9/1(火)米国ISM製造、2(水)NZ住宅、豪国GDP、NZ政策金利、米国ADP雇用、3(木)米国貿易、米国PMI、米国ISM非製造、4(金)米国雇用統計。
やっぱり最重要にして、最大の鬼門は、9/2水曜のNZ政策金利になる。既にほぼ100%の2.75%への利上げは市場に織り込まれている。実際に利上げされてもNZドル円の上昇は限定的か、むしろ材料出尽くしで下落する可能性まである。問題は、その際のRBNZの声明・トーンに依存する。RBNZの声明がタカ派寄りで追加利上げを明確に示唆した場合、NZドル円は上昇する可能性が出てくる。逆に、ハト派寄りで利上げペースは慎重、データに依存するなどの慎重姿勢が見えた場合、材料出尽くしと相まって、NZドル円は下落する可能性が高い。
この際の値動きとして、タカ派的な利上げ強調なら、NZドル円は今年何度も跳ね返されている高値95.50円の強い抵抗帯を突破する可能性もある。とはいえ、米ドル円160円を超えている今、為替介入警戒感もあって、上値は限定的かもしれない。一瞬は、95.50円はつけるかもしれないが、やっぱりそこを上限として、下落する傾向も出てくるかもしれない。逆に、ハト派的な利上げに慎重姿勢なら、材料出尽くし+失望売りとなって、94.30円前後~94.10円までの下落も吝かではない。
もちろん、これは一つのシナリオに過ぎない。一つの可能性でしかない。
あとは、来週は米国経済指標も多い週。9/4金曜には米国雇用統計もある。
基本的に、米国経済指標結果が良い場合、ドル高傾向。米ドル円上昇。さらにリスクオンでNZDも下支えになる。結果的に、NZドル円は上昇傾向になりやすい。
逆に、米国経済指標が悪かった場合、ドル安傾向。米ドル円下落。さらにリスクオフでNZDは売られやすく下がりやすい。結果的に、NZドル円は下落傾向になりやすい。
NZ住宅や豪国GDPは、それぞれ結果が良ければ、NZドル円は上昇傾向。悪ければ、NZドル円には下落傾向となりやすい。
戦略として、NZドル円95.0円以上では、分割売ポジを指値設定するのは悪くないと思われる。一時的に上に跳ねあがったところで売指値、そこからの下落を取る形になる。
これも来週始まってみないと、実際の値動きは分からないが。あくまでも一つの策。
8月は、月間利益目標の130%を達成した。本当によくやった。どれだけ褒めても足りないくらいだ。
よく不確実な為替相場にあって、目標は立てない方がいいとも言われるが、学術的にも、科学的にも、そんなことはなくて、「小さな目標、現実的な目標、中間目標」は、実際には達成度や成果に大いに寄与する。
要するに、「目標の立て方次第」ということになる。
みんなここをミスっている。最初の設計、計画段階で破綻しているわけよ。
みんないきなり大きすぎる目標、遠すぎる目標、非現実的な目標を立てがちだ。あるいは、あまりにも短絡的、目先だけの目標とか。
そうではなくて、地に足の着いた、現実的かつある程度の達成可能な目標は日々の充実感も付与してくれる。
個人的主観だが、小さく現実的な、かつなんとか達成は可能である目標は設定するべきだと思う。
なので、裏返せば、多くの人は自分のことを分かっていないし、相場のことも分かっていないのだと思う。まずは自分を知り、相手(相場)を知ることが先決。そうすれば、うまい距離感や適切な目標が定まってくる。
いずれにしても。先週は暑い日が多かったが、心身の健康を維持しつつ、冷静に相場を俯瞰できた自分を本当に大いに褒めたい。よくやりました。
来週は、9月に入るが、相変らず暑い日もあるだろうから、質のいい休息、睡眠、栄養バランスに気を付けて過ごしたい。あとは適度な運動すね。
…あとは、先週末に関わってしまった知人女性の件で、必要以上に時間と気力を使わないこと。深追いしないこと。自分の時間とエネルギーは守る。一切期待しない。
自分の軸までは売らない。